暮らしと手帳と万年筆

充実した毎日を送るために、暮らしを自分でつくっていこう。好きなことで埋め尽くそう。

男前ショート軸の万年筆 パイロットレグノ89s

今日の万年筆とインクのリレーは、昨日のインク比べの時に色彩雫の紺碧を入れている万年筆としてひっそりと登場していたものです。

写真でガラスペンの隣にあるのは、パイロットのショート軸の万年筆レグノ89S でした。

 

 

 

パイロットのショート軸が欲しくて、さらに持っていない木軸の万年筆なので、どこかで出会えたらいいなと思っていました。

 

そうやってなんとなく気にしていると、よくお邪魔する文具屋さんで並んでいたのです。

 

カラーは、ディープレッドとブラックがありどちらもいい感じなので悩むところですが、欲しかった細字はブラックだけしか残っていませんでした。

 

小さいけれど14k で本格使用なのです。うん、かっこいい。

 

 

木の質感もマットでかっこいいのです。

これ、使い込んでいくと艶が出てきそう。

 

 

どのくらいの大きさかというと、

左から、ペリカンm400、レグノ89、カスタム742、3776センチュリーです。

 

全長120mm です。

小ぶりの手帳にぴったりのサイズ。

 

小さめの3号でロジウムコーティングのニブで、そしてペン先が細字で小さいので、書き心地はちょっと硬めかな。

 

小ぶりでもきりりとかっこいいイケメンさんです。

 

 

 

 
 
 

パイロットのインクの青色比べ

キャップレスで続いた万年筆リレー。さあ、今日は。。。

と続けたいところですが、困りました。

早速、万年筆でのリレーを続けるのには無理が、、、そんなに持ってないからね。

 

なので万年筆だけでなくインクも絡めてのリレーという拡大解釈をとりいれましょう。

 

 

ということで、今日のリレーはインクです!(強引)

 

 

 

昨日のキャップレス LS に入れているインクはパイロットのブルーです。

カートリッジで持っていたのを入れてみました。

 

あと、パイロットのインクといえば、色彩雫の中にもブルーのインクが何色かあります。それってどのくらいの色の違いなの?って疑問に思いませんか?

 

色彩雫を買う時にどれを選ぶか悩むのにも参考になれば。

と言いましても、私の手持ちのインクの数は少ないので少数精鋭の比較ということで。。。まあ、へぇーそうなのね、と思ってもらえるといいかな。

 

 

比較したインクは、パイロットのブルーとブルーブラック、そして色彩雫の露草と紺碧です。

 

露草、紺碧、ブルーブラックはガラスペンで書いています。

紺碧はインクを入れて2ヶ月弱の万年筆があったので、そちらでも書いています。

あと、ブルーはキャップレス LS に入れているカートリッジインクになります。

 

写真をアップにしてみます。

それぞれを単色で見るとわかりにくいでのすが、こうやって並べてみると結構違いがありますよね。

 

パイロットのブルーを基準にすると露草は、ピンクよりの柔らかい優しい青、紺碧は緑よりの艶のある奥深い青といった印象を受けます。

 

万年筆の中にも紺碧を入れているものがあったので書いてみたところ、濃縮されているようで随分色が濃く変化して同じ色とは思えないくらいでした。

こうなると月夜に近くて月夜より少し青が強いくらいかなという感じです。

 

ブルーブラックは、ブルーをより暗めにした感じですが、ブルーの色味が割と強く残っています。

 

 

 

インクの色って、書くものの字幅とか濃縮具合とかで大きく変化するので、一概にどうだとは言えないのが、難しいところでもあり楽しいところでもありますね。

 

 

試し書きをしたのは、フレックスノートの無地リフィルです。白い紙で比較してみました。

 

他に、ロルバーンにも書いてみました。

 

ロルバーンは濃いクリーム色の紙ですが、黄色味が強い紙だとより青のコントラストからワントーン落ち着いた色に見えてきます。

 

この紙にかくブルーも大好きです。

 

 

うーーん、どれもいい色ですね。

 

 

 

おまけの水遊び。。。

キャップレス LS はかなり美人さんです

昨日はキャップレスデシモのことを書いたので、その流れから今日もキャップレスのことを書きたいと思います。

万年筆リレーですね。

 

 

今日の万年筆は、2019年12月より発売されたキャップレス LS です。

カラーは、引き込まれるような深みのあるブルー。

パープルもとても落ち着いた美しいカラーで悩みながら選びました。

 

写真をとるのがとっても難しいのです。。。

 

中央部分のカットも綺麗です。

購入する時に店員さんが、宝石をカットするときの技術が使われているんですよと教えてくれました。

 

 

 

この万年筆は、これまでのキャップレスと少し違っています。

 

「ノック&ツイスト式」という方式で、ノックしてペン先を出して、つまみをひねって収納するのです。

 

何よりも特筆すべきは、ノック音がほとんどしないということです。収納の時の音は全くなしです。

これまでのキャップレスの音も好きなのですが、静かな場所で何度もノックオンを響かせるのは多少気になります。

 

すぅっーーとつまみが回転しながらペン先が静かに収納されていく様子は、初めてみた時にはちょっと感動しました。

 

 

キャップレスデシモと大きさを比較してみました。

 

デシモに比べるとひとまわり太いです。

そして、かなり重さが違います。これは、全体的にずっしり。。。

持っている万年筆の中で、一番重いかもしれない。

 

でも、書きにくいかというと全然そんなことはないんです。

太めの径のおかげか持った時の指の収まりはデシモの時よりもしっくりきますし、重さのかかり方が筆記の際に動かす邪魔にならず安定してかけるのです。

むしろ書きやすくてその違いにびっくりしたくらい。

 

軸の径の違いを撮りたかったのですが、わかります??

 

こうやって比べるとクリップの形状も位置も微妙に違いますね。

太いからか LS の方がデシモよりクリップが気になりません。私の持ち方に合っているんだと思います。

手が小さいので細い方がいいかなと思ってましたが、実際に書いてみないとわからないものです。

 

さっと片手で取り出してかけるという機動力はそのままに、より高級感がアップして場所を気にせずに使えるようになっていると思います。

自宅でもさっと書きたいという時には、だいたいこれを手にしています。

 

持ち歩いて出先でもさっと使う、、、というのもとても便利だと思うのですが、まだまだもったいなくて自宅で箱入り娘状態で過保護に扱っているところです。

かなりの美人さんですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


パイロット キャップレスLS 万年筆 ノック&ツイスト式 ラグジュアリーブラック/ラグジュアリーブルー/ラグジュアリーパープル/ブラックマット 細字・中字 FCLS-35SR PILOT Capless LS
 

 


パイロット 万年筆 キャップレスLS 18K 細字 ラグジュアリーブルー FCLS-35SR-LXLF

 

 

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キャップレスデシモのスズランには山栗を

パイロットのキャップレスデシモのスズランを愛用しています。

写真ではわかりにくいのですが、柔らかなパールホワイトの軸にゴールドのカラーがとても上品でとても気に入っています。

 

 

インクが切れてしまったので補充をしました。

この万年筆には、パイロットの色彩雫 山栗を入れています。

コンバーター40を使っているのですが、ペン先から吸入してもうまく入っているのか確認しにくいので、100均で買った注射器を使ってコンバーターに直接入れています。

 

 

この万年筆には、途中で月夜を入れたりもしたのですが、やっぱり山栗がしっくりくるのですぐに戻しました。

 

一番最初に見たとき軸のイメージが、使っている風景まで浮かんでくるような万年筆ってありませんか?

 

この万年筆を使って、あの手帳にあの場所でこんなふうに書き込んでいる、もしくは書き込みたいっていうそのイメージが明確に浮かんでくるという感じ。

 

そんな時ってだいたい使っているインクの色って同時に決まっているんです。

 

このキャップレスデシモは、私にとってまさしくそんな万年筆だったんですよね。

 

そんな万年筆ってインクと軸が自分の中でしっかり一体化してしまって、他の色を入れてみてもいまいちしっくりこないんです。

 

きっとこれからもこの軸には、山栗を入れ続けるんだろうなぁ。。

 

 

 

 

 

 

初心者用万年筆のペリカーノジュニアがかわいいのに本格的

ひょんなことから一気に2本もペリカーノジュニアがやってきました。

 

ペリカーノジュニアとは、万年筆で有名なペリカンからでている、子ども向けの万年筆です。

 

街の文具屋さんでも置いてあるお店は結構多いので、目にしたことのある人も多いのではないでしょうか?

 

使ってみると、子ども用とはいえ侮るなかれ!な書き心地でした。

 

ニブはステンレスで字幅は、A の太字です。

万年筆の扱いにも慣れない子どもが扱っても大丈夫なようにニブは硬めのようなのですが、実際に書いてみるとインクがたっぷりとでてくるので、力を入れるまでもなく文字が書けちゃいます。

使っているうちに自然に力を抜いて書くようになるのでしょう。

 

ちなみにニブの大きさは、ペリカンM400 と比較するとこんな感じ。

大きくもなく小さくもなくといったところでしょうか。

 

握る部分にも指をおくところにガイドがあるので、正しい持ち方になる、はず、、、。

正直にいうと、私の思う正しい持ち方をした時とは一致しないです。持ち方悪いのかな?

指の位置が離れすぎているように感じるので、もしかしたらもっと手の大きな人だとぴったりとくるのかもしれないですね。

 

 

 

2本ともインクはたっぷりでてくるし、引っ掛かりもないし、書き心地はスラスラと気持ちがいいです。

 

手帳など細かな部分に書きたい時には向きませんが、広い紙面に自由に書く時にはさっと手にしてしまうタイプの万年筆です。

 

 

 

インクはカートリッジを入れました。

 

バイオレットには、エルバンのティーブラウンを入れました。

ターコイズには、元々入っていたペリカンのカートリッジのブルーを入れています。

 

ヨーロッパ共通規格のものであれば入れられるので、家にあったエルバンを入れています。

エルバンのカートリッジは短いので、余った後ろの部分に予備の1本を入れています。

 

太字なのでインクの色をしっかり楽しめるし、エルバンのインクは簡単に手に入るしこれからいろんな色を入れて楽しみたいと思っています。

 

 

 

 

無垢材の床に落とした万年筆のインクをきれいに拭き取りたい!

昨日のこと。

夜、寝る前にゆったりと過ごしている時、ふと床に目をやると見事なレッドフラッシュをしている丸い点を発見しました。

 

ほぼ黒に見える濃いネイビー、その端に光の加減でちらりと覗くレッドフラッシュ。

 

ブルーブラックのインクって綺麗ですね。

 

 

なーんて言ってる場合じゃない!

 

 

我が家の床は、無垢材を使用しています。

そして、そのインクはぽとりと落ちたままの形をとどめしっかり乾燥しているではないですか。

 

これどうしたらいいの?

いっそのこと見なかったことにはできない?

 

いや、気付かないふりしたところでインクは落ちないし。

 

よく見ると周りにも点々といくつかのインクの雫の塊が。。。

 

 

これはなんのインク?

考えられるのは、パイロットかプラチナのブルーブラック。

でもどちらか分からない。

 

とりあえずその時に思いついたのが、

「メイク落としシートで拭いてみる」

ということ。

 

最初はグッと押し付けシートの液でインクを溶かしてシートに吸わせるように。

出来るだけ横に広げないように。

 

シートには結構なインクが移っている感じです。

それを何度も繰り返して、随分とインクが薄くなりました。

 

 

インクが落ちた痕、わかりますか?

 

インクが落ちて数日経過して完全に乾燥してから拭き取った割には綺麗に落ちているような気がしませんか?

 

無垢材なのでどうしても木材にインクが吸収されている感じがします。

しかも年輪の硬い部分でなく、柔らかい部分は吸収されやすいのが分かる結果です。

 

 

まあ、これだけ取れたのでよしとしましょう。

 

もし、もっと綺麗になる方法をご存知の方がいらしたらぜひ教えてください〜。

 

 

ロイヒトトゥルムとモンブランミッドナイトブルー

バレットジャーナルをロイヒトトゥルムで始めて2週間あまり経ちました。

真新しい(しかも高級な!)ノートを使い始める時の緊張感はなくなって、少しずつ自由に書き込めるようになってきました。

そして、使うパートナーとしての万年筆も絞られてきました。

 

 

 

ロイヒトトゥルムの紙は、つるつるではなく、かといって海外の紙のようなザラザラでもない中間のような紙。

少しばかり抵抗を感じる書き心地です。

 

こういう紙には、個人的にはぬらぬらとインクが潤沢に出るような万年筆で書きたいところですが、裏抜けするという心配があります。

 

 

そこでさらさらと抵抗なく書くことができて、かつインクの出が落ち着いている万年筆が一番相性がいいようです。

 

わたしが持っているものの中でぴったりなのが、モンブランの万年筆です。

モンブランのマイスターシュティック149 がとても良いのです。

 

私は書き味が柔らかいという昔のものを使っています。

ニブのツートンカラーも好きなポイント。

ペンの先端が上の方になだらかなカーブで抜けるような感じで、多少ペンを立たせても紙への当たりが優しい形状です。

 

 

使っているインクは、モンブランのミッドナイトブルーです。

ブルーブラックのグレーが強い色。

落ち着いたカラーで大人色という印象を持っています。

 

この落ち着いたグレー系のブルーに、わずかにクリーム色を感じる紙の相性がすこぶる良いのです。

控えめなブラウングレーのドットもその色味を邪魔しなくていいのですよ。

 

 

 

ミッドナイトブルーがグレーの強い落ち着いた色といいながらも、色自体は濃すぎずしっかり濃淡が出ていて、わたしの書いた不格好な文字も奥行きのある味わいある文字に昇格させてくれるのです。

 

使っていても飽きのこない色味ですよね。

 

ロイヒトトゥルムにモンブランのミッドナイトブルー、できればモンブランの万年筆。

これ最強の組み合わせだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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