いろんな人が紹介している万年筆を見ると傍らにはよく目にするものがあります。
ナガサワ文具オリジナルのキップレザーペンケースです。
使い込んで素敵な艶を放っている革。
いつか欲しいと思って眺めていたものをついに購入しました。
ナガサワオリジナルキップレザーペンケース 三本差しsサイズ
購入したものはこれです。
定番色に、ブラックとボルドーがあります。
今までにも多くの限定色が出ているようで、素敵な色も多いのです。
いつか好きな色の限定色が出たら買おうと思っていました。
今回の色は、東遊園地トーチオレンジです。
この明るく元気のでるオレンジを一目見て気に入り、売り切れる前にとあわてて購入しました。
きれいなオレンジ色に茶色の糸、革は上質なキップレザーでとても柔らかです。
内側にはエクセーヌという人工スウェード素材が使われていて肌触りがよく万年筆をきれいにしてくれます。
まだ新しいですが使い込むことで革が育ってつやつやになってくるのが楽しみです。
S サイズにはどのくらいのサイズの万年筆が合うのか
今回はネットで購入したので実物のサイズを確認できませんでした。
私は持ち歩きには小さなサイズの万年筆を選ぶので、迷わずにsサイズにしたのですが、どのくらいの大きさの万年筆なら入るのか気になるところです。
持っている万年筆をいくつか大きさ順に並べてみました。
左から、モンブラン149、カスタム742、プラチナセルロイド金魚、プロギアΣ、キャップレスデシモ、ペリカンm400、カスタム98です。
カスタム742を入れてみると、
頭がずいぶん出てしまいます。
ちょっと無理ですね。
次のプラチナセルロイド金魚を入れてみます。
ぎりぎりちょうどぴったりです。
上から触ると万年筆に触れてしまうので、気になる人もいるかもしれません。
私はこのサイズまでなら大丈夫です。
なので、金魚より小さな万年筆は大丈夫そうです。
次に、金魚の隣にプロギアΣを入れてみます。
少し出てしまいます。
このペンケースは中央が一番長くなっているので、両サイドはもう少し小さな万年筆に向いているようです。
あとプロギアΣは金魚に比べて太くなっているので、
横幅もぎりぎりです。
この写真の右側には、ペリカンm400が入っています。
すっぽりと収まって気持ち良さそうです。
このくらいのサイズが一番しっくりくるようです。
あと、キャップレスデシモも入れてみました。
サイズは問題ないのですが、下の方にノックがくるのでぐっと入れたときにペン先が出てきてしまいそうな感覚になり怖くて入れたくないなと思いました。
キャップレスはノックが押されにくい形になっているものの方が良さそうな気がします。
S サイズを選んだ理由
あえて小さなサイズを選んだのは、取り出しやすさを考えてのことです。
持ち歩きに使う小さなサイズの万年筆にはそれに合ったサイズがいいと思うのです。
というのも、私が手づくりしたペンケースが長過ぎ。
右側が、ちょうど残り布を使い切るサイズで作ったペンケースです。
大は小を兼ねる!しせっかくなら使い切ってしまえと思って作ったのです。
ですが、下の方にもぐり込んだ万年筆を出すたびに、ペンケースの下の方を押し出してから取り出さなければならないので手間なのです。
たいした手間ではないですが、何度も積み重なってくるとやっぱりぴったりサイズが一番だなと感じます。
今回のキップレザーペンケースは大満足のサイズでした。
柔らかな手触りといい、カーブしたラインといい、すごく素敵なペンケースです。
また素敵な色が出たら欲しくなります。
そして今度は違うサイズで購入したいなと思っています。