PILOT BlueBlack インク
先日のセールで購入したパイロットのブルーブラックをようやく万年筆に入れました。
どの万年筆に入れようかしばらく考えていましたが、王道のブルーブラックは王道の万年筆に入れよう!ということで、カスタム742に入れることにしました。
今まで松露を入れていた万年筆です。
松露の色変化も好きですが、これからはカクノで楽しむことにします。
パイロットブルーブラックをカスタム742に入れる
モレスキンに記録。最近は瓶の上のところについているインクをスタンプのようにノートに写して記入するのが気に入っています。
ブルーブラックという名前ですが、ずいぶん青いですね。どちらかというと落ち着いた青という感じです。
ボトルは30cc入りです。小さくてかわいらしい。大きいサイズだと使い切れなさそうで買う時に躊躇してしまうのですが、このサイズだと買いやすいですね。
価格は、定価で400円。とてもコストパフォーマンスのいいインクだと思います。
左のパーカー、右のプラチナと比較しても小さいのが分かります。ちなみに、パーカーは57cc、プラチナは60cc入っています。パイロットは半分量ですね。
他のブルーブラックとの色比較
手持ちのインクだけですので比較対象が少ないのですが。
写真に撮ってpc画面上で見るので実際とは違うかもしれません。
パイロットとプラチナが青味が一番強いです。プラチナの方が濃く感じます。インクを入れてから少し時間が経っているのも関係しているかもしれません。
暗めの青。癖のない色というイメージです。
モンブランのミッドナイトブルーと、三光堂の名駅ブルーグレーは、色の名前もブルーブラックではないように、色味もグレーが強いです。モンブランについては少し青よりのグレーという感じです。
三光堂は、セーラーが作っているインクですが、他のインクに比べて水っぽく感じます。名前そのままのブルーグレーにほんのわずかに緑を感じます。落ち着いたいい色です。
残りのパーカーのブルーブラックですが、このように並べるととても緑色が強いです。単独で見た時にはそこまで感じないんですけど、比較すると際立ってきます。
単にブルーブラックといっても色の幅が思った以上に大きくて面白いですね。万年筆の太さと書き心地、それにインクの色合いと紙の色や性質。組み合わせでイメージも大きく変化します。
そのなかで、あっ、これいいなと思える瞬間がふと訪れるのがなんとも楽しいです。