万年筆のインクを交換する
インクがなくなった万年筆とローラーボールの洗浄をしました。
左から、パイロットカスタム98、プラチナ万年筆ショート、カキモリローラーボールです。
この三本は、キャップが回してはめるタイプではなくて、そのまま押してかちっとはめるタイプ(勘合式)なので、他の万年筆に比べてやっぱり乾きやすいようです。
回してはめるキャップよりも、取り出してすぐに書けるので、ちょっとメモをしたいときや本を読みながら気になるところを書き写したりとか、そういう使い方の時にとても重宝します。
乾きやすいのでインクが固まっているところがあるかもしれないと思い、今回はしっかりと洗う事にしました。
洗っている時の水がインクの色で染まってきれいですね。
水で薄くなった時の色の出方が、普段文字で書いている時の色とはまた違った表情をしているんです。
ゆっくり水の底にインクの流れができてたり、よく見えるようにガラスの容器を使うのがぴったりです。
インクを変えるにあたって
今回は、パイロットカスタム98のインクを交換する予定です。
交換の理由は、今使っているノートとの相性が良くないからです。
使っているノートは 365daysnotebook とモレスキンなのですが、裏抜けしてしまいます。そうなると、どうしても出番が少なくなってしまうんですよね。
私の持っているカスタム98は中字でとてもインクフローが良いので、とくに裏抜けが気になります。
今までの色はとても好きな色なので、他の万年筆にも入れているので、こちらは安心して交換する事にしました。
どのインクを入れるのか検討するための準備
では、どのインクを入れましょう?
手持ちのインクは多くはないですが、万年筆に入っているインクが偏らないように考えだすと、うっかり忘れ去られてしまうインクがあったりするんですよね。
ノートの紙にそれぞれのインクがどんな発色をするのか見比べるためにもインクの一覧表を作る事にしました。
つくるのは、上記の365daysnotebook とモレスキン、そしてほぼ日手帳です。
インク一覧を作成する
持っているインクを並べてみました。
カートリッジは除いて、14色です。
手前にあるガラスペンを使って書いていきます。
左上から時計回りに、ほぼ日手帳、365daysnotebook 、モレスキンです。
よく見えるようにそれぞれ順にアップにしてみますね。
まずは、ほぼ日手帳 ↓
365 daysnotebook ↓
最後に、モレスキン ↓
ブルーブラック系が多いですね。
ブルー系以外もいくつかは、と思って購入したインクが下の方にいくつか並んでいますが、どの色も好きな色ではあるのですが、出番は少ないかな。。。
先日続けてブルーブラックを増やしたので、しばらくはこのまま増やさないようにする予定です。
こうして一覧にしてみると、単色で見るだけでは分かりにくい違いが引き立ってきます。
同じガラスペンを用いてインク瓶から直接書いているので、インクがそのままの色なのがいいですね。
今までは万年筆に入っているインクで比較したりしていたので、インクが煮詰まったりして濃くなったりする場合がありました。
次のインク、なんとなくイメージはあるのですが、インク一覧を見てゆっくり決めたいと思います。