インク表を参考に入れるインクを決める
少し前に、万年筆の洗浄をして、その時に入れるインクの参考にするためにインク一覧をつくりました。
このときのインク表を参考にしました。まずは気になる裏抜けについて。
ほぼ日手帳のトモエリバーには、どのインクも裏抜けはありませんでした。薄い紙なのにたのもしいです。
365daysnotebook は、インクの量が多くなると裏抜けが気になります。
紙自体が真っ白ですごく薄い紙なので、裏抜けまではいかない部分でも透けて見える部分が多少気になります。
最後の、モレスキンはほぼ裏抜け状態です。その中でも、プラチナのブルーブラックが全く抜けてなくて驚きました。確かこのインクは古典インクとのこと。
もうひとつ抜けていなかったカキモリの soda glass も顔料インクでした。
古典インク、顔料インクの良さはこういうことなのでしょうか。
パイロットカスタム98に入れるインク
パイロットのカスタム98という小さな万年筆で、昨年廃盤となるのを知って購入したものです。
カラーはディープレッドです。
ニブのサイズは3号で、カスタム74よりもひと回り小さくなります。金ニブで柔らかい書き心地です。中字でインクがたっぷりでるので、小さな万年筆といえど、力強いおおらかな文字が書ける見かけに寄らず男前な万年筆なのです。
キャップは回すタイプではなく、ぱちんと差し込むタイプです。
キャップを締める時に「ぱちん」と作りの良さが分かるいい音がするのが、かなりお気に入りです。
そんなインクたっぷりの万年筆には何を入れようか?
考えていたのですが、最近のお気に入りのパイロットのブルーブラックを入れることにしました。
理由は、モレスキンの裏抜けはあるものの他のインクよりはましであること、そして何よりパイロットのブルーブラックがとてもいい色だからです。
結局、好きな色を使いたい〜!という結論です。
コンバーター40に注射器で入れる
私、コンバーター40にうまく入れられないんですよね。
もっと入るよね?と何度も出し入れしてしまうので、インク瓶にいろんなものが入り込んでしまいそうで、よく注射器を使います。
入りました〜。
あんまり欲張らずに金具のところまで入れてます。
うん、いい色です。
今度は細字の万年筆にこのパイロットのブルーブラックを入れたいなぁと、このインクがすっかり気に入っております。