万年筆と手帳の関係
最近はすっかり万年筆の書き心地とインクの色合いに惹かれて、万年筆で書くことが楽しくなってしまいました。
手帳に書くために万年筆を使っているのか、万年筆を使いたいために手帳を書いているのか、もはやどちらが中心になっているのかわかりません。
手帳を開いてさらっと万年筆で書き込む。
書き込んだらぱたんと閉じておしまい。
そのくらいの手軽さで万年筆を使いたいのです。
万年筆で書くとき気をつけたいこと
万年筆は力を加えることなくインクがするすると出て滑らかに書けるのが魅力なのですが、その分どうしてもインクの乾きは遅くなります。
太めの文字になると特に注意が必要です。
ぱたんとすぐに閉じてしまうと、反対のページにインクが移ってしまうのです。
吸い取り紙というもの
こんな時には、吸い取り紙というものを使うといいらしいのです。
吸い取り紙とは、インキ等を吸い取らせ、乾燥を早めるために用いられる紙だそうです。
このコクヨの吸い取り紙は、16枚入りでアマゾンで222円です。
そう高いものではないですが、あまりお店で見かけませんよね。
そして、これはブロッターといわれる本体にセットして使うものらしいのです。
昔の映画か何かで見たことあるようなないような、、、
実物にはあまり出会わないですよね。
実際に使うにはそこまで本格的でなくてもいいんです。
ちょっとインクを吸ってくれれば。
吸い取り紙の代わりに和紙を使う
そこで、 私は和紙を使っています。
といっても、わざわざ買っているわけではなくて、和菓子をいただいたりする時についている熨斗(のし)や包装紙などを再利用しています。
できるだけ水分をすってくれそうな紙を選ぶだけです。
すでに使っているので、結構インクがついています。
和紙を半分に折って二重にしています。
それを手帳のサイズに切りそろえれば完成です。
記入するページにしおりの用に挟んでおけば、書いてすぐに閉じても大丈夫です。
ほぼ日手帳は全く裏抜けがないのですが、逆に言うと水分を吸い込みにくいということ。
なのでこの和紙の吸い取り紙がずいぶん役立っています。
もうひとつの手帳にも、同じように吸い取り紙のしおりを作っています。
ジブン手帳です。
表からと裏からと同じサイズのシールを貼って、インデックスのようにしています。
汚れたらすぐに取り替えることができる気軽な吸い取り紙です。
本当の吸い取り紙を使ったことが無いので比較はできないんですが、これで十分役割を果たしてくれています。