暮らしと手帳と万年筆

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カリグラフィー初心者がつけペンと万年筆でイタリック体に挑戦

カリグラフィーの本を参考に文字の練習をしてみました。

 

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カリグラフィーを書くための用具 

カリグラフィー用のペン

カリグラフィーを始めるにはペンとインク、紙が必要です。

 

最初は写真一番左のつけペンで練習して、基本の形を身につけることが大切なのだそうです。

 

「Speedball C'STYLE」カリグラフィーペンセット

 

大きさの違うペン先6本とホルダーがセットになっています。

 

 

  

私はまだ全部を使いこなせないと思ったので、東急ハンズでお手本にも使われている2つのサイズのペン先とホルダーをバラ売りで購入してきました。

 

ハント社のスピードボールというカリグラフィー専用のペンです。

ペン先が平べったく2本の溝があります。上についている金色の部分がインクをホールドしています。

 

ペン先のサイズは、Cー2(3ミリ)、Cー3(2ミリ)です。

ホルダーは1本あればペン先を付け替えて使用できるのですが、娘も一緒にやれるように2本購入しました。

 

初めて使う前にエタノールで拭いて錆び止めのラッカーを取り除かないとインクをはじいてしまうそうです。

 

インクと絵の具

水性インクや絵の具(顔料系の不透明水彩絵の具)を使うそうです。

私は、万年筆のインクのペリカン4001の黒を使用します。

 

練習用紙には、筆運びがよい上質紙、無地のレポート用紙などを使うそうです。ガイドラインを引くか、ガイドシートを下敷きにして練習をすると良いそうです。

 

私が練習に使ったのは、ロルバーンです。

ガイドラインは4本引くのですが、ラインの間隔はペン先の幅を5倍にした高さが基本となります。購入したペン先の幅は2ミリと3ミリなのでそれぞれ10ミリと15ミリの高さのガイドラインが必要になります。

ロルバーンは5ミリ方眼なのでガイドラインを引く手間を省略することができとても便利でした。

 

初心者のカリグラフィーのイタリック体

ペンをボトルにつけながら書いてみました。

上段がペン先の幅が3ミリ、下段が2ミリです。

 

いやー、へたっぴですね!

 

ペン先を45°に保ったまま文字を書きます。その状態でほんの少し傾いたまっすぐのラインを引くのがとても難しいです。いくつも文字を並べると平行になるべき線がバラバラ。。。。

 

 

ペン先が金属むき出しな感じでガサガサしているので、力を加えすぎると紙の繊維まで引っ掻いてしまいそうで、かといって力を抜きすぎると線が細くなってしまいます。

 

ですが、カリグラフィーなんてすごく敷居の高いものだと思っていましたが、いざやってみると案外道具もそう高価でなくそろえられるし、万年筆のインクもいろいろ試せそうで楽しいです。

 

万年筆でカリグラフィーを書く

 つけペンの他にも、マーカーや万年筆タイプのペンもあります。

マーカーは200円程で購入できてお手頃です。

 

私はやっぱり万年筆を使いたくて、パイロットのプレラのカリグラフィーニブで書いてみました。

ノートはおなじくロルバーンです。

CM と書かれているカリグラフィーニブになります。ペン先は平たいですね。ペン先の幅は測ってみると、1ミリ弱ぐらいでした。

 

1ミリ弱なのでガイドラインの高さは5倍した5ミリ。

ロルバーン最強です。といっても他の5ミリ方眼でも同じなのですが。。。。

 

では、気ままにお手本を見ながら書いてみました。

たのしい〜!!

 

インクは、色彩雫の月夜です。

先日の雑誌『PEN』の表紙の影響です。

 

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 ロルバーンの黄色みの強い紙に月夜が映えてすごくいいです!

かなりお気に入りの組み合わせですね。

 

プレラの方が付けペンよりも細い幅なので、文字も小さくなり粗が目立たないです。練習はつけペンでした方が良いかもしれませんが、実用的には万年筆のカリグラフィーはノートにもぴったりですね。