名古屋市美術館の開館30周年記念で開催されている
「アルヴァ・アアルト ーもうひとつの自然」
へ行ってきました。
アルヴァ・アアルト(1898−1976)
フィンランドを代表する建築家で、北欧モダンデザインの思想を構築した一人。1935年に妻のアイノ、そしてマイレ・グリクセン、ニルス=グスタフ・ハールとともに、インテリアブランド「アルテック」を設立。
また、建築のみならず、家具、照明器具、ファブリック、建築金具やガラス器など数多くの生活デザインを手がけている。
久しぶりの美術館です。
素敵だなと思う製品がアアルトがデザインしているものも多く、我が家にもいくつか気に入って愛用しているものがあります。
そのアアルトの展示はぜひ見たく足を運びました。
1階の展示
展示は、1階と2階に別れていて、1階は建築物の写真や手書きの図面が中心で、2階が椅子や照明器具などの生活用品が展示されていました。
建築物の方はよく知らなかったのですが、自然と一体となるような配置で曲線が美しく使われている印象でした。
図書館のデザインは、内部の写真が素晴らしく、重厚さと機能性を備えた上での美しさが目を引きました。
休憩スペース
2階に上がる階段脇のスペースには、アルテックの商品が並べられていました。
ここは写真OKエリアでした。
スツール60がたくさん!
座面の色が好きな色ばかり。
たくさん重ねられている姿も素敵です。
古い椅子も並んでいました。
使い込まれた感じがいいです。
2階の展示
2階には、まず椅子がたくさん並んでいました。100年ほど前の椅子が随分歴史を刻んだ姿で並んでいたのですが、まだ使用できそうな状態です。丈夫でかつ、現代でも洗練された印象を受けることに感心しました。
照明器具、ガラス製品、ドアの取っ手や外壁のタイルなど様々なものが展示されていました。
とても見応えのある展示でした。
素敵な空間に身を置くと、すぐに影響されるので、我が家もすっきりとシンプルにして快適な空間にしたいなぁとウズウズして帰ってきました。
片付けてすっきりさせてもなかなか素敵空間には変貌させるのは難しいですねー。