暮らしと手帳と万年筆

充実した毎日を送るために、暮らしを自分でつくっていこう。好きなことで埋め尽くそう。

家族のステージをひとつ登る 子育てでいっぱいな日々の終わりを感じた日

最近、家事や暮らしに関する本を何冊か読みました。

 

こういった本が大好きで、これまでたくさん読んできました。

 

子どもが小さな頃は、一人の時間をつくるのもままならない日々。

友達もいない慣れない土地での子育てにいっぱいいっぱいだった毎日。

 

そんな頃に、夜、子どもが寝静まった後に広げる暮らしに関する雑誌や、家事本などにどれだけ救われたことでしょう。

 

時間のやりくり

子供との向き合い方

家事の効率的なやり方

料理とりわけ献立について

同じようにがんばっている人がどんな風に暮らしを組み立てているのか多くのことを学んだし、またたくさん助けられました。

 

 

 

 

それが今日、読んで思ったことは、こういった家事本を読むステージを我が家は卒業したんだなということです。

 

読みながらただただ、懐かしかったんです。

そうだったな、大変な時期があったなぁ、と。

 

 

 

末っ子がこの春小学校を卒業して中学生になります。

バレンタインの手作りのお菓子は幼い頃は私がレシピを選び一緒に作っていたけれど、今ではもう一人でパソコンで検索し必要な材料をメモし私はスーパーに付き合うだけでした。

作るのから片付けまで全部一人でこなしました。

こんなに成長したんだなー。

 

母親の手が必要な時期は過ぎ、自分で考え選択し、行動する年齢になってきたのです。

 

これから必要なのは、これまでより少し離れた場所から見守ることだと思います。

 

 

だから、私はもう自分主体で予定を立てられますし、家事の大変さもひと段落。

しゃかりきにやっていた時は過ぎ、気が付けば自分のやり方自分のペースでこなしています。

 

 

 

 

今度は、私が次のステップに進む番です。

これまで子どもに掛けていた手間と時間を、自分が成長するための時間として次のステップに向けて学びを続けたいと強く願った肌寒い二月の一日でした。