暮らしと手帳と万年筆

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卒業式のはなむけの言葉「へこたれない」

昨日は、娘の卒業式でした。

 

コロナウイルスの影響で式も行われるのか微妙だったのだけど、無事に行われてよかったです。

人生の中でも節目となる日、門出のお祝いはしてあげたいですよね。

 

 

式はできるだけ短縮して行われたのですが、校長先生の言葉、卒業生の言葉、後輩から送られたビデオ映像などがあり、気持ちが込もった良い式でした。

 



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式で校長先生から新しい社会へ旅立っていく高校生に向けて送ったはなむけの言葉で印象に残った言葉がありました。

 

それは、「へこたれないで」という言葉です。

 

へこたれないって生きていくうえで最も基本的な大切なことだよって。

これから思い通りにいかないことも、大変な思いをすることもあるだろうけど、へこたれないでって。

 

へこたれないって、「頑張る」とも「諦めない」とも違うニュアンスがあると思いませんか?

立ち向かうというほどの大袈裟なものではなく、転んだちびっこがまた立ち上がって走り出すというイメージ。

無理しすぎてなくて自然に起き上がって再び歩き始めるイメージ。

 

すごくいい言葉だなぁと思って何度も噛み締めてました。

 

 

 

高校を卒業すると、これからはそれぞれが選んだ道を歩き始めます。

同じように学校で学んできた友人が、働き始めたり、一人暮らしを始めたり、それぞれの将来に向けてほとんどが違う道を進むことになります。

 

どうか、自分がやりたいことを思い切りやれる人生を選んで欲しい。

 

そして、へこたれることなく転んでも立ち上がって歩み続けて欲しい。

 

そんなことを考える卒業式でした。