昨日はキャップレスデシモのことを書いたので、その流れから今日もキャップレスのことを書きたいと思います。
万年筆リレーですね。
今日の万年筆は、2019年12月より発売されたキャップレス LS です。
カラーは、引き込まれるような深みのあるブルー。
パープルもとても落ち着いた美しいカラーで悩みながら選びました。
写真をとるのがとっても難しいのです。。。
中央部分のカットも綺麗です。
購入する時に店員さんが、宝石をカットするときの技術が使われているんですよと教えてくれました。
この万年筆は、これまでのキャップレスと少し違っています。
「ノック&ツイスト式」という方式で、ノックしてペン先を出して、つまみをひねって収納するのです。
何よりも特筆すべきは、ノック音がほとんどしないということです。収納の時の音は全くなしです。
これまでのキャップレスの音も好きなのですが、静かな場所で何度もノックオンを響かせるのは多少気になります。
すぅっーーとつまみが回転しながらペン先が静かに収納されていく様子は、初めてみた時にはちょっと感動しました。
キャップレスデシモと大きさを比較してみました。
デシモに比べるとひとまわり太いです。
そして、かなり重さが違います。これは、全体的にずっしり。。。
持っている万年筆の中で、一番重いかもしれない。
でも、書きにくいかというと全然そんなことはないんです。
太めの径のおかげか持った時の指の収まりはデシモの時よりもしっくりきますし、重さのかかり方が筆記の際に動かす邪魔にならず安定してかけるのです。
むしろ書きやすくてその違いにびっくりしたくらい。
軸の径の違いを撮りたかったのですが、わかります??
こうやって比べるとクリップの形状も位置も微妙に違いますね。
太いからか LS の方がデシモよりクリップが気になりません。私の持ち方に合っているんだと思います。
手が小さいので細い方がいいかなと思ってましたが、実際に書いてみないとわからないものです。
さっと片手で取り出してかけるという機動力はそのままに、より高級感がアップして場所を気にせずに使えるようになっていると思います。
自宅でもさっと書きたいという時には、だいたいこれを手にしています。
持ち歩いて出先でもさっと使う、、、というのもとても便利だと思うのですが、まだまだもったいなくて自宅で箱入り娘状態で過保護に扱っているところです。
かなりの美人さんですから。
パイロット 万年筆 キャップレスLS 18K 細字 ラグジュアリーブルー FCLS-35SR-LXLF