京都のインクの次は、長崎のインクです。
長崎から遠く離れた土地に住んでいるので、普段はなかなか購入することはできないのですが、昨年こちらで文具イベントが開催された時に購入しました。
軍艦島は炭鉱の島で、関連する仕事を担当していたことのある職場の上司が話してくれて初めて知った島です。
出張先の長崎を移動中に話してくれた時の、海の上に浮かぶようにたたずんで見えた軍艦島の景色が思いおこされます。
いろんなところに一緒に出張に行った上司は元気にしてるかな。。。。
昔は賑わっていたであろう軍艦島の後ろに沈んでいくサンセット、ちょっと物悲しいグレー味を帯びた色が、軍艦島の歴史と重なって感じるのは、私だけではないでしょう。
ガラスペンで書いています。書き始めはインクたっぷりで後になるほど薄くなってきていますね。
落ち着いたブラウングレーです。
柔らかい色味のブラウンだけど、濃さは十分にあるので普段使いにもいいです。
この柔らかい色味が楽しみたいので、少し太めの字幅の万年筆に入れています。