バレットジャーナルをロイヒトトゥルムで始めて2週間あまり経ちました。
真新しい(しかも高級な!)ノートを使い始める時の緊張感はなくなって、少しずつ自由に書き込めるようになってきました。
そして、使うパートナーとしての万年筆も絞られてきました。
ロイヒトトゥルムの紙は、つるつるではなく、かといって海外の紙のようなザラザラでもない中間のような紙。
少しばかり抵抗を感じる書き心地です。
こういう紙には、個人的にはぬらぬらとインクが潤沢に出るような万年筆で書きたいところですが、裏抜けするという心配があります。
そこでさらさらと抵抗なく書くことができて、かつインクの出が落ち着いている万年筆が一番相性がいいようです。
わたしが持っているものの中でぴったりなのが、モンブランの万年筆です。
モンブランのマイスターシュティック149 がとても良いのです。
私は書き味が柔らかいという昔のものを使っています。
ニブのツートンカラーも好きなポイント。
ペンの先端が上の方になだらかなカーブで抜けるような感じで、多少ペンを立たせても紙への当たりが優しい形状です。
使っているインクは、モンブランのミッドナイトブルーです。
ブルーブラックのグレーが強い色。
落ち着いたカラーで大人色という印象を持っています。
この落ち着いたグレー系のブルーに、わずかにクリーム色を感じる紙の相性がすこぶる良いのです。
控えめなブラウングレーのドットもその色味を邪魔しなくていいのですよ。
ミッドナイトブルーがグレーの強い落ち着いた色といいながらも、色自体は濃すぎずしっかり濃淡が出ていて、わたしの書いた不格好な文字も奥行きのある味わいある文字に昇格させてくれるのです。
使っていても飽きのこない色味ですよね。
ロイヒトトゥルムにモンブランのミッドナイトブルー、できればモンブランの万年筆。
これ最強の組み合わせだと思います。