今週のお題「2018年上半期」
今年も半年が過ぎ去ったなんて!
と毎年軽く驚くのですが、驚くこと自体がすでに年中行事の一つとなっています。
こんにちは、ぴよこです。
今年、2018年上半期を振り返ってみます。
上半期に手にしてうれしかったもの
第一位、プラチナ万年筆。
手にした経緯
祖父の使っていた万年筆をもらいました、、、とか、父親が大切にしていた万年筆です、、、ってやつ。あれ、憧れてたんですよね。
以前、母親に祖父母や両親の使っていない万年筆がないか聞いてみたところ、我が家にそんな高尚な物を使う人はいないと断言されて諦めていたんです。
ところが、お正月に帰省した際に、万年筆を持参して使っていたのを見た父が、おもむろに二階の机から持ち出してきたのです。
そして得意げな顔で差し出したのが、このプラチナ万年筆。
なんでも、時はバブル、会社の祝賀会かなにかでいただいたのだそう。
すごいね、バブル!
書けるようになるまで
で、父はいただいた時にカートリッジを差し込んで、そのままウン十年。。。
案外きれいにしているけれど、一体これは使えるのか?
まずは、よく洗い数日間水にひたしてから、プラチナ万年筆の洗浄液で洗ってみた。
それから、カートリッジを入れて書いてみる。
うん、書ける。
でもインクの出が渋すぎる。
筆圧をかけないとインクがかすれる。
書けないことはないけれど、さらさらと書ける状態には程遠い。
書き続けるにはストレスがかかる。
その後、タイミングよく開催されたペンクリニックで診てもらった。
長い間ペン先とペン芯が互いに押しあった状態で、ペン先の方がわずかにペン芯を押して切り割りが狭くなっているのだそう。
なおしてもらったら、さらさら〜、すらすら〜!
入れているインクと書き心地
入れているインクは、カートリッジのブルーブラック。
私、プラチナカートリッジのブルーブラックの色の濃淡が大好きなのです。
細字だけど濃淡を十分に楽しめます。
インクの出方は渋めなので、さりさりとした書き心地です。
さらに細字なので、手帳などの細かい文字も書きやすい 。
プラチナ万年筆はセンチュリー3776しか持っていないので比較対象が少ないのですが、この古いプラチナ万年筆の小さなニブはとても柔らかい。
そして、このサイズ。
ちいさくてさっとキャップを外して書くことのできる機動力。
細かなところにちまちまと書き込んでいくのが、とってもたのしい万年筆なのです。