暮らしと手帳と万年筆

充実した毎日を送るために、暮らしを自分でつくっていこう。好きなことで埋め尽くそう。

セーラーのコンバーターを分解して洗浄することに

万年筆とインクが自分の中でぴったりはまっていて、ずっと同じインクを入れ続けている万年筆があります。

 

コンバーターをつけて、基本的に補充のみで同じインクを入れています。

 

そんな万年筆の中に、セーラーの万年筆があるのですが、

セーラーのコンバーターのピストン部分の先についているゴムがよく外れてしまいます。

 

右に回す?左に回す??あれ?どっちだ?

ってわからなくなって、回しすぎちゃって外れるパターンです。

 

前回の補充の時にすっぽりと外れてしまったので、コンバーターを分解して洗浄しました。

 

セーラーのコンバーターはネジで組み立てられているので、全て外して洗えます。

 

f:id:piyo53:20200605231009j:image

 

問題のゴムの部分。

これが外れちゃうんですよね。

f:id:piyo53:20200605231038j:image

 

インクを中に吸入した最後にポロッとやっちゃうと、コンバーターに入っているインクは戻したくはないし、そのままだと漏れてきそうだし、、、

 

 

f:id:piyo53:20200605231029j:image

欲張ってたくさんインクを入れようとせずに、今回は1回だけの吸入でやめておきました。

 

このコンバーターのゴム外れちゃううやつ、何回も繰り返しているんですけど、何かいい方法はないでしょうか??

 

 

 

 

 

万年筆の収納にはペントレーが最適だと思う

万年筆の数が増えてきて、しばらく収納に困っていました。

 

前に作った万年筆用のケースでは入りきらなくなり、場所もとるようになったので、どんなふうに置いたらいいのか迷っていました。

 

 

www.kurashi-piyo53.com

 

 

そして、最近使っているのがペントレーです。

これが、すごく便利なんです。

 

まず、使っているペントレーはこちら。

f:id:piyo53:20200415142536j:image

 

何が便利って、使う時にはさっと手に取れるし、しまう時にはそのままおくだけ。

とにかくアクションが少なくて済むのです。

面倒なのが一番嫌なので、この方法はベストかも!

 

今持っているインクの入った万年筆は全部この上に置いています。

 

 

最初は、左側から順に細字のものを置いて、右側にいくほど太字になるように並べていました。

そうすると使いたい字幅の万年筆を選びやすいんです。

 

それぞれの万年筆は、使う用途を決めていないので、その時その時に使いたいものを選んでいます。

 

そうすると、選び出すという作業が必要になるわけだけど、それが楽しいときもあれば面倒に感じる時もあるんです。

 

なんにも考えずに手に取りたいときも結構多いのです。

 

かなり面倒くさがりなんですね、私。

 

 

そこで、最近は並び方を変えました。

 

使った万年筆を左から順に置いていく。

使うのは右から順番に。

字幅が使いたいものと違う時には、一番右側にある使いたい字幅のものを選ぶ。

 

と言うルールに変更しました。

 

あの万年筆が使いたいなぁと言うものがあれば、使ってもオッケー!

そんなゆるゆるルール。

 

すると、全部の万年筆をまんべんなく使うことができるんです。

考えずに公平に使ってあげられるのがいい。

 

 

 

使う時には机の上に移動させて、しまう時はそのまま棚の上に置く。

いやー、楽ちんでめちゃくちゃいいです。

 

 f:id:piyo53:20200415141820j:image

 

 

ラミーサファリのスケルトン

ちょっと間があきましたが、前回の霧雨インクからの万年筆リレーを続けます。

 

お気に入りの色彩雫の霧雨インクは、ラミーサファリのスケルトンに入れています。

f:id:piyo53:20200316180354j:plain

このラミーのサファリはきっと誰もが見たことのある万年筆のはず。

手頃な値段で購入できるのに、とてもスタイリッシュ。

男女問わず気軽に使える万年筆です。

 

そのサファリの透明バージョンが、このスケルトンです。

たくさんのカラーが出ているので集めたくなっちゃいます。

 

私が持っているのは、2018年限定のオールブラックと2019年に日本限定復活したホワイトブラッククリップです。

この二本はクリップもペン先もブラックです。

 

f:id:piyo53:20200316180506j:plain

 

左がスケルトン、右がホワイト。

f:id:piyo53:20200316180654j:plain

 

はじめに買った二本は EF だったので、書き心地はカリカリです。

使っているうちにどんどん馴染んではきているんだけど、ステンレスだしね。

 

ところが、3本目は M だからか、すっごくスラスラの書き心地でびっくり。

とっても滑らかにかけるので、字幅が違うと同じステンレスでもこんなに違うなんて。

 

海外の万年筆なので、中字といえど結構太めなので、インクの濃淡も楽しめます。

 

f:id:piyo53:20200316180729j:plain

そして、スケルトンなのでコンバーターがよく見える!

ここは赤いコンバーターで目立たせてます。

 

綺麗な色のインクを入れてインクカラーも楽しめますね。

 

 

 

 

 

 

www.kurashi-piyo53.com

 

パイロットの色彩雫の霧雨は、私的ベストヒットインク

今日もまたまたインク繋がりです。

 

最近、私的ベストヒットインクに出会いました。

 

https://www.instagram.com/p/B7rzipupDs-/

ラミーサファリのスケルトンはMニブで太め色彩雫の霧雨をいれたらすごくいい!コンバーターの赤がアクセントになってることろもお気に入り#lamysafari #万年筆 #色彩雫霧雨 #パイロット色彩雫 #ガラスペン #kemmyslabo #トラベラーズノート#万年筆好きな人と繋がりたい 

 

それは、パイロットの色彩雫の霧雨です。

 

色彩雫の中にあるグレー系の淡い色インク、冬将軍と霧雨。

どちらにするか悩みませんか?

 

印刷された色見本は実物とはちょっと違うし、インクのお試し用に並べられた万年筆の中のインクは結構な濃縮具合になってたりするし。

 

 

で、悩んではじめに購入したのは冬将軍でした。

 

こちらは寒色系のグレーでした。

クセのないモノトーンカラーで都会的かっこよさのある色。

かっこいいシュッとしたイメージなんです。

 

 

 

そして、最近追加で購入したのが霧雨です。

 

この霧雨は暖色系で少しブラウンを感じさせるグレーです。

柔らかい温かみのあるグレーで、雨水を含んでふんわりとした里山の土のよう。

 

都会的な冬将軍に対して、故郷的な優しいイメージです。

 

 

まあ、どちらも私が色から描く勝手なイメージなんですけどね。

 

 

この霧雨が、めちゃめちゃいい色なんです。

本当に大好き。

もしかしたら、私、癒しを求めてるのかしらん?

 

 

超絶おすすめなので、色彩雫を選ぶ時に選んでみてね。

 

 

 

(今日もまだ写真の貼り付けができなかったので、以前のインスタ投稿の写真をつけておきました。)

 

 

 

 

長崎美景 軍艦島サンセットグレー

京都のインクの次は、長崎のインクです。

 

長崎から遠く離れた土地に住んでいるので、普段はなかなか購入することはできないのですが、昨年こちらで文具イベントが開催された時に購入しました。

 

軍艦島は炭鉱の島で、関連する仕事を担当していたことのある職場の上司が話してくれて初めて知った島です。

出張先の長崎を移動中に話してくれた時の、海の上に浮かぶようにたたずんで見えた軍艦島の景色が思いおこされます。

いろんなところに一緒に出張に行った上司は元気にしてるかな。。。。

 

 

 

 

 

昔は賑わっていたであろう軍艦島の後ろに沈んでいくサンセット、ちょっと物悲しいグレー味を帯びた色が、軍艦島の歴史と重なって感じるのは、私だけではないでしょう。

 

 

ガラスペンで書いています。書き始めはインクたっぷりで後になるほど薄くなってきていますね。

落ち着いたブラウングレーです。

 

柔らかい色味のブラウンだけど、濃さは十分にあるので普段使いにもいいです。

この柔らかい色味が楽しみたいので、少し太めの字幅の万年筆に入れています。

 

 

 

 

京の音 秘色 欲しかった色

万年筆とインクの組み合わせはどういう風に決めていますか?

軸の色とインクの色を合わせてみたりとか、逆に反対色にしてみたりとかで組み合わせるのは王道かもしれません。

はたまた軸が緑色の万年筆を葉っぱに見立てて、インクを花のイメージでピンクにしてみたりとか色から連想するイメージを取り入れて楽しむのもいいですよね。

 

ただ色という視点ではなく、万年筆の字幅の大きさやインクの出方によって、インクをを選ぶというのがあるようです。

 

まだまだ万年筆初心者の私には、なんとなくこのインクはさらっとしてるなぁとかその程度の違いしかわからないのですが。。。。

 

 

 

今日の万年筆とインクのリレーは、昨日のパイロットのカスタム98からその万年筆に入れていたインクに引継ぎたいと思います。

 

 

入れていたインクは、『京の音』というインクシリーズの『秘色(ひそく)』という色です。

 

詳しくは、メーカーさんのサイトを見て下さい。

京の音 / 秘色store.tagstationery.kyoto

 

京都にある文具屋さんで売っているので、家族で京都旅行に行った時にどうしてもとお願いして買ってきたものです。

 

ネットで見てからそのくすんだ淡いブルーとそのインクが溜まった部分の濃いブルーの濃淡が忘れられなかったインクなのです。

 

 入れているカスタム98と一緒に。

 

 

 

 

 

 

ガラスペンで書いた文字です。

文字の部分に出ている色の濃淡がわかりますか?

 

 

 

このインクの色はくすみ系ブルーとずっと思っていたのですが、実際に購入して書いてみると、文字を書いた直後よりも少し時間が経って落ち着いてくると少し緑が浮き上がってくる感じがします。

なのでくすみ系青緑色という方がぴったりくる感じです。

 

 

このインクは万年筆に入れた時にインクの出方が控えめな気がします。

もともと私の持っているカスタム98はインクがたっぷり出てきていてそれでいて中字だったので、細かな字を書くことは厳しかったのですが、この秘色を入れてからはちょうどいいぐらいのインクの量になりました。

 

そういう意味では、万年筆とインクの相性はぴったりなんじゃないかなと思って使っています。

 

 

 旅先で気に入ったインクを一つ選んで買ってくる。

インクに旅の記憶も刻まれる。

そうやって一つ一つ思い出と共にインクが増えてくる。

 

そういう旅の記録もいいなぁ。。。

 

と、この京の音シリーズには他にも素敵なインクがいろいろ出ているので、次のインクを買う理由づけにしちゃおう!

 

 

 

 

 

 

 

 

パイロットのショート軸 カスタム98が好きすぎるのです

万年筆といえば、立派な重厚な机に向かってたいそう偉い人が使うものというイメージがあるのはどこからきているのでしょう?

くるくるとキャップを外して、なんなら立派な髭をたくわえた人が東京駅みたいな建物にいたりするのね、「うむ」とか言いながら、サインをする。もちろん達筆。みたいな。

 

あー、明治時代だね、白黒写真ね。

 

という勝手な当初抱いていた私のイメージとはいつの間にか全く変化していきました。

 

 

美しくて女性的な万年筆もたくさんあるのです。

でも、私が持っているのはどちらかというと元々持っていた”なんか偉い人っぽい”みたいな万年筆の方が好みだったりもするのですが。

 

 

という前置きはこの辺で、今日の万年筆とインクのリレーは昨日のショート軸繋がりで、パイロットのカスタム98です。

 

昨日の、パイロットのレグノ89s が左側。

右側が、パイロットのカスタム98です。

 

レグノ89s よりも一足先に手に入れていたこちら、カラーはディープレッドです。

これも残念ながら廃盤になっています。

このクリップの形が独特で可愛い。。

 

 

 

二つ並べると完全にペアですよね。

お内裏様とお雛様に見えてくる。。。

 

カスタム98のニブは14k の3号です。

しなりのある柔らかいペン先でとってもとっても好みの書き心地。

中字でインクフローが良く、小さな万年筆なのに迫力ある字が書けるので、なかなかのギャップがあります。

 

 

キャップを後ろに差すと、バランスもよくて美しい。。

ゆっくりと文字を書きたい時にはキャップを差して、さっとメモしたい時には短いままで、短く軽い状態で書く軽やかさも気に入っています。

 

 

この万年筆が気に入り過ぎて、ブラックの細字も欲しいーー!となった時には、すでに廃盤から時間が経っていてすでに店頭にも置いてなくて、、、。

残念で残念で、、、

という後悔から、昨日紹介したレグノ89s へと繋がっていったのでした。

 

 

 小さいけれ万年筆に持っている重厚感とか偉そうな感じがしっかり残っているのが好きなところなんです。

この万年筆のキャップはくるくる回すタイプではなくて、カチッとそのままはめ込むタイプなんですが、キャップを閉めた時のカチッという音がなんとも高級な音がするんですよ。

「いい素材を使っていい仕事してますよ」っていう音ね。

小さいけど全く手を抜いてない本格的な万年筆なところが魅力なのです。

 

 

 

 

 

 

 

www.kurashi-piyo53.com