万年筆とインクの組み合わせはどういう風に決めていますか?
軸の色とインクの色を合わせてみたりとか、逆に反対色にしてみたりとかで組み合わせるのは王道かもしれません。
はたまた軸が緑色の万年筆を葉っぱに見立てて、インクを花のイメージでピンクにしてみたりとか色から連想するイメージを取り入れて楽しむのもいいですよね。
ただ色という視点ではなく、万年筆の字幅の大きさやインクの出方によって、インクをを選ぶというのがあるようです。
まだまだ万年筆初心者の私には、なんとなくこのインクはさらっとしてるなぁとかその程度の違いしかわからないのですが。。。。
今日の万年筆とインクのリレーは、昨日のパイロットのカスタム98からその万年筆に入れていたインクに引継ぎたいと思います。
入れていたインクは、『京の音』というインクシリーズの『秘色(ひそく)』という色です。
詳しくは、メーカーさんのサイトを見て下さい。
京の音 / 秘色store.tagstationery.kyoto
京都にある文具屋さんで売っているので、家族で京都旅行に行った時にどうしてもとお願いして買ってきたものです。
ネットで見てからそのくすんだ淡いブルーとそのインクが溜まった部分の濃いブルーの濃淡が忘れられなかったインクなのです。
入れているカスタム98と一緒に。
ガラスペンで書いた文字です。
文字の部分に出ている色の濃淡がわかりますか?
このインクの色はくすみ系ブルーとずっと思っていたのですが、実際に購入して書いてみると、文字を書いた直後よりも少し時間が経って落ち着いてくると少し緑が浮き上がってくる感じがします。
なのでくすみ系青緑色という方がぴったりくる感じです。
このインクは万年筆に入れた時にインクの出方が控えめな気がします。
もともと私の持っているカスタム98はインクがたっぷり出てきていてそれでいて中字だったので、細かな字を書くことは厳しかったのですが、この秘色を入れてからはちょうどいいぐらいのインクの量になりました。
そういう意味では、万年筆とインクの相性はぴったりなんじゃないかなと思って使っています。
旅先で気に入ったインクを一つ選んで買ってくる。
インクに旅の記憶も刻まれる。
そうやって一つ一つ思い出と共にインクが増えてくる。
そういう旅の記録もいいなぁ。。。
と、この京の音シリーズには他にも素敵なインクがいろいろ出ているので、次のインクを買う理由づけにしちゃおう!