暮らしと手帳と万年筆

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【読書記録】勝間式食事ハックと我が家のホットクックの料理

勝間和代さんの新刊です。

 

私は勝間さんのブログを読ませてもらっています。

「いかに不便をなくし快適に暮らすか」ということにとことん追求して変化させている様子がとても興味深いです。

 

私自身は、食事や家事については、親がやっていたようにそのままするのが当たり前だと思い込んでいて、変化させていくという発想すら持っていなかったので、とても新鮮な驚きを感じたのです。

 

勝間式食事ハックの内容は

簡単に言うと、「健康的な食事」と「手間をかけない調理」を両立させましょう、という内容でそのための方法が紹介されています。

 

最新の調理器具を活用することで、今まで掛けていた手間を省くのです。手づくりの方が健康的なのは分かっているのに、外食や出来合いの食品で済ませてしまうのは、そちらの方が時間もかからず楽だからです。手づくりの方がより簡単で楽であれば 自然と手づくりをするはずです。

ホットクック

取り上げられている調理器具はいくつかあるのですが、一番のおすすめはホットクックという電気鍋です。

 

以前からブログに使っている様子が書かれていたのですが、とても便利そうで、なにより作ったものが美味しそうだったので、私も購入しました。

ほぼ毎日活躍しています。 

 自動でかき混ぜることができる鍋というのが、今までの電子鍋とは違うところです。

 

プリセットされているメニューから選んで調理をするか、手動で加熱時間やかき混ぜの有無を選択して調理をします。

味付けの基本

勝間式食事ハックの味付けの基本は塩分0.6%です。

 

これだけではよく分からないかもしれませんが、とにかく水なども含めた全材料の重さの0.6%の塩を加えると味が整うのです。

この手法が勝間さんの料理の要だと思います。

 

野菜と塩とオリーブオイル。

美味しく感じる塩分量さえ守っていれば、これだけで本当に十分においしいです。

 

ホットクックは、基本的にははじめに全材料を入れておいてスイッチを入れるだけで完成します。途中はロックがかかって一時停止を押さないと蓋は開きません。

なので、はじめから調味料まで入れる必要があり、味を見ながら調整するということはできません。

 

家にある材料に応じていろんな材料をいろんな量で作るのが家庭料理だと思うので、毎回本の通りに作るなんてことはしません。

だから自分の感覚で調味料の量を決めるしかないのですが、生の材料のままで調味料をぴたりと入れるというのは至難の業です。

  

そこで、勝間さんの塩分量0.6%です。

 

これでどんな料理も怖いもの知らずになるのです。

きちんと重さを量るということがはじめは少々面倒に感じられました。でっかい鍋ごと秤にのせて計算機で算出しています。確かに一手間です。

ですが、その後に味付けはどうかな?と鍋を見ることもなく、そもそも気にかける必要もなくなります。火を止めるまでが調理の時間だったのが、鍋に入れるまでが調理の時間に変わるのです。

 

醤油や味噌を使う場合は、それぞれに応じた塩分量を基に加える割合を変えるだけです。 

 

パスタのソースをホットクックで作る

今回作ったのはパスタ。

下から、玉ねぎ、トマト、椎茸、ズッキーニ、人参、なす、にんにく、鶏挽き肉が入っています。

 

鍋ごと計量して塩分量を計算して加えています。

そしてオリーブオイルをかけます。

 

あとは、スイッチを押すだけで完成です。

見えにくいですが野菜から結構な量の水分が出ています。 

 

別にゆでたパスタを入れます。

オリーブオイルを追加。茹で汁も少し加えました。

よく混ざったパスタが好きなので、鍋でしっかり混ぜます。

 

できあがり〜。 

自宅で作ると具材がたっぷりです。

今回は4人分です。 

 

トマトがひとつしか無かったのでオイルパスタに近いですね。 

ホットクックを使うメリット

熱や蒸気を逃さないので調理中も暑くなりません。

 

他にも、水分を使わずに野菜の水分で作るカレーは絶品です。

スペアリブの煮込みはとろとろになりますし、カボチャのポタージュもコンソメ入れずにとても美味しいです。

 

普段自分が作っている料理をそのままこの鍋で作っているのでレシピは特に困ることはありません。

 

スイッチを入れた後はほったらかしです。

火にかけて作ったとしてもそう大変という訳でもないし、別にそこを省略しなくてもいいんじゃないの?

使い始める前には正直そういう気持ちもありました。

 

ですが、驚く程の違いがありました。

全く気にしなくてよいという状態の楽なこと!

  

勝間さんは、ホットクックを何台も使って調理をしていますが、一般家庭ではなかなかそうもできません。

うちは一台だけなので、一品をホットクックで作る感じです。副菜をホットクックを使って調理し、主菜と汁物を今までのようにガスで調理するパターンが一番多いです。

それでも調理する時の余裕が全然違います。

使っているホットクック 

我が家ではひとつ前の型を使っています。

2.4L で大きい方のサイズです。

店頭で比較したら機器自体のサイズはあまり変わらなかったので迷わず大きい方にしました。 

 

性能的には十分です。

ですが一つだけ新しい方が改善されているなと思うところがあります。

それは新しい方には、自動メニューを選ぶ時に番号だけでなく料理名までが表記されるところです。

今は頑張って覚えるか、いちいち説明書を開くしかありません。どこかに料理のメニュー番号一覧でも書いて貼っておくとか工夫するしかありません。

新しいのは名前が出てくる上に、ネットでつながって随時追加されるようなので、そこは便利だなと思います。

  

これは、古い方です。

 

 

新しく白色も出てるみたい!いいなーー。

さいごに

最新家電を使って食事の生産性を上げる。

まさしく私の生活が変わりました。

 

その変化は数十分かもしれません、時として数分かもしれません。

けれども、確実に変わったのです。

 

小さな変化の積み重ねが大きな変化になります。小さな変化を感じられることで、新たな変化を探し挑戦してみる気持ちが生まれます。そして気がついた時には、大きな変化になっていることでしょう。

 

今回の変化はホットクックを使った調理でした。本の中には、他にもウォーターオーブン、玄米を美味しく炊く炊飯器、豆の活用、などなど紹介されています。

自分の生活に合いそうな新たな変化を試してみたいなと思っています。