どの調理器具を使ったとしても作る料理は自分の料理というのが理想です。
レシピブックに載っている料理はおいしいなと思っても、なぜか長続きしません。
どうしてもよそ行きの料理の感覚なんです。
材料を確認して買い物に行き、作り方を確認しながら料理を作るのはとても面倒です。毎日のことならなおさら。
さらに、買い物ではそのときのお買い得商品を選び、その中で組み合わせを考えて作る方が経済的にも続けやすいです。
というわけで、今日はホットクックで、しばらく我が家で出番を待っていたゴボウと、半額に割引されていた鶏の手羽中をつかった煮物を作りました。
鶏とゴボウの煮物
材料
- 長ネギ 2本
- ゴボウ 1本
- 鶏手羽中 8本
- しょうが 適量
- 醤油 32g
- 砂糖 大さじ2
- 水
材料を切る
ゴボウと長ネギを適当な大きさに切ります。
鶏肉も骨にそって切れ目を入れています。
全ての材料を鍋に入れる
水分が出やすい順に下から入れていきます。
一番下に、長ネギ。次にゴボウを入れています。最後に鶏肉。
鶏肉は鍋につかないように入れています。
調味料を入れる
水を100ml加えています。
上にチューブのショウガを10センチほど入れます。
それから醤油の量を計算します。
私は、勝間和代さんの『勝間式食事ハック』を参考にしています。
本の中で紹介されているのは、全材料に対して塩分量は0.6%です。
いつも本に書いてある醤油の塩分量を参考にしていましたが、今回は自分が使っている醤油の塩分量を計算してみました。
醤油の表示を確認すると、
100ml当たり塩分相当量 17.4g
でした。
なので、我が家の醤油の場合は
0.6(%)× 100(ml)/ 17.4(g) = 3.4(%)
となります。
今回の全材料の重さが、958gだったので、加えるべき醤油の量は、
958(g)× 3.4(%)= 32(g)
です。
醤油32gを加えます。
この量はおおよそ大さじ2なので、同量程度の砂糖を加えました。
我が家は少し甘めの味付けが好きで、醤油と砂糖、そして酒を同量ずつ加えた味付けがよく登場します。
ホットクックにいれ自動調理を開始する
今回の料理は、「鶏と大根の煮物」と同じメニューを選びました。
自動調理 煮物2−1 になります。調理時間は約35分。
この調理メニューを選ぶ時には、ホットクックのメニュー集で確認します。
一番近そうなメニューを選択します。
選ぶ時には、かき混ぜがあるかないかが重要です。
完成
写真は蓋を開けて何も触っていない状態です。
水分量はちょうど良かったみたいです。
盛りつけ
濃い色のお醤油なので色はしっかりと付いていますが、煮汁まで飲める程度の濃さです。
私は、ゴボウと長ネギをご飯に乗せつゆだくの卵ご飯にしていただきました。
おいしかった!
鍋で作る煮物よりもゴボウも鶏も芯まで柔らかくなるようにおもいます。
ホットクックの利点
ホットクックは材料を全て鍋に入れてスイッチを入れると、あとはおまかせで仕上げてくれます。
しっかりと蓋のされた状態で調理されるからか、食材が柔らかく味もよく染みています。鍋で火加減を気にしながら作るよりも食材の甘みが出ておいしくなります。
ただ一つ、私にとって気になったのが味付けでした。
生の状態の材料に全部の調味料を予め加えて調理がスタートします。
始めに入れてあとはノータッチというのは、逆を言えば味見をしながら調味料を加えることができないということです。
しかも加熱後ではなく、生の状態でです。
これはかなりの難易度です。
その高いハードルをなんなくクリアできるのが、塩分量0.6%です。
なんども言っていますが、これさえ守ればどんな料理もおいしくなるんです。
味付け失敗ばかりしていたらどんどん使わなくなっていたことでしょう。
明日は、子どものリクエストでかぼちゃのスープをつくる予定です。